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平成28年に発生したサイバー犯罪事例
事例1 ランサムウェアによる被害〜大切なデータが暗号化される?

 ランサムとは英語で「身代金」を意味します。
 ランサムウェアとは、パソコンなどに格納された特定ファイルやフォルダ等を勝手に暗号化し、「戻すためには金を払え」等と要求するマルウェアの総称です。
 たとえ要求どおりにお金を支払っても、暗号化したファイルがもとに戻らないこともあります。

ランサムウェアに感染した時の画面例

【被害に遭わないために!】
1 セキュリティホール(脆弱性)を作らない!
 パソコン・スマートフォンのОS、ソフトウェア(アプリ)、ウィルス対策ソフト等を常に更新し、最新の状態にしておきましょう。
2 バックアップ(オフライン)を作成しておく!
 ウィルス対策ソフトも万能ではありません。
 万が一の感染に備え、大切なデータをネットにつながっていないハードディスクやDVDにも保存しておきましょう。

事例2 アカウントの乗っ取り被害〜身近なアプリに迫る脅威!

 SNSは便利な無料通話・無料メールアプリとして広く普及しているものが多く、一方でシステムの盲点を突いた乗っ取り被害が全国的に相次いでいます。
 北海道内では特に平成28年9月以降、特定のSNSアプリの乗っ取りに関する警察相談が急増しました。
 被害には「アカウントの乗っ取り」と「なりすましによる詐欺」の2つがあります。


アカウント乗っ取りに関する相談件数は急増しています。

事例3 ウィルス感染のニセ警告画面〜大音量に騙されるな!

 パソコンでインターネットを利用していると、突然、大音量の警告音が鳴り、「ウィルス感染した」「エラーが発生した」などの警告画面と連絡先が表示される手口。
 表示された電話番号に電話すると、パソコンを診断するとの口実で遠隔操作ソフトをインストールさせられる。
 ウィルス除去などの名目でサポート契約を持ち掛けられ、さらに支払名目でクレジットカード番号を聞かれるケースもある。


ニセウィルス感染に関する相談件数は急増しています。

【被害に遭わないために!】
1 対策例
@ ウィルス対策ソフトを常に最新の状態にする。
A 不審なウェブサイトを閲覧しない
※ 寄せられた相談を分析すると、誰でも閲覧するようなサイトでも表示された例があります。
2 対処例
@ 大音量のブザーが鳴っても落ち着いて対処する。
 (多くの場合、ウィルス感染していない)
A 表示された連絡先に電話しない。
B クレジットカード番号等を教えない、入力しない。

事例4 IoT時代の到来に伴う新たな脅威!
 
【新手口】

 
世界中の防犯カメラがホームページを攻撃?〜身近なIoT機器が踏み台に!
 「Mirai(ミライ)」と名付けられたウィルスがインターネットにつながる家電製品等のIoT機器を乗っ取り、踏み台として悪用するサイバー攻撃が日本国内でも確認されています。
 身近な家電がネットにつながり、生活が豊かになる一方、パソコンやスマートフォン等と同様にIoT機器に対しても、しっかりとセキュリティ対策を講じる必要があります。


防犯カメラなどのIoT機器が踏み台にされるおそれがあります。
被害例1
 道内大学に設置されたサーバが、不特定多数の外部サーバと通信していたことが発表されました。
 当該サーバ内には個人情報や企業情報等が保存されていました。

保管している個人情報が筒抜けに
被害例2
 道内自治体の電子メールサーバがサイバー攻撃を受け、職員が一時メールを利用できない状態となりました。
 同自治体サーバへの攻撃は、過去にもあったようですが、外部への情報流出はなかったと発表されています。

サイバー攻撃によりメールが使えなくなる事態も
 ここで紹介した事例はほんの一部です。
 道内においても、不審なメールによる情報漏洩や個人情報の流出など、生活に影響を及ぼす身近なサイバーセキュリティの脅威が多数報じられています。
 誰もが安心してITの恩恵を享受するためには、道民一人ひとりがセキュリティについての関心を深め、これらの問題に対処していく必要があります。 
 



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